初開催の空道世界大会で初優勝、最優秀選手賞獲得の快挙!

 

12月22日、三沢市空道協会の齊藤翔平君(第五中2年)と五十嵐祐司会長が市長室を訪れ、第1回世界ジュニア選手権大会のU16個人48キロ級で優勝したことを種市市長へ報告しました。

 

兄の影響を受けた齊藤君が、心身を鍛えるため、五十嵐会長の大道塾五十嵐道場で空道を習い始めたのは小学校1年生のとき。地道な稽古を重ね、5年生で全国大会に初出場するも初戦敗退。それでも諦めず稽古を続け、3度目の挑戦となった昨年11月、全国大会初優勝を果たしました。そして今年5月には、全日本空道ジュニア選抜選手権大会U16男子48キロ未満の部でも優勝。これらの戦績によって齊藤君は、70カ国から選手が集まり11月14日から3日間にわたり国立代々木競技場で開催された第1回 世界空道ジュニア選手権大会へ、U16個人男子48キロ級日本代表選手として出場する権利を手にしました。

大会では、初めて対戦する外国人選手に戸惑いながらも、1回戦のモンゴル、準決勝のUAE代表選手を次々と撃破。決勝戦では、ウクライナ代表選手の力強く激しい攻めに苦戦したものの勝利を収め、世界大会で初優勝。さらには最優秀選手賞も獲得する快挙を成し遂げました。

この日、市長室を訪れ報告した齊藤君を種市市長は祝福。日本一と世界一、それぞれの栄誉を讃え、三沢市特別賞を授与しました。大会や試合の様子を伝えながら、喜びの表情を見せた齊藤君。「練習に励み、また次の県大会から頑張りたいです」と、今後の目標を語っていました。