一人暮らし高齢者へおせち料理と共に届ける温かい笑顔

 

12月31日、三沢市社会福祉協議会による、一人暮らし高齢者宅へのおせち料理配達サービスが行われました。

市内のNHK歳末助け合い事業対象である一人暮らし高齢者や、福祉安心電話および配食サービスを利用する高齢者宅へ、12月末日に直接赴きおせち料理を手渡すこのサービスを、三沢市社会福祉協議会では毎年継続。年々増加する希望者宅へ同協議会の職員だけで配達することが難しいことから、地域の民生・児童委員や一般公募によるボランティアの人々が無償で協力しています。今年も、民生・児童委員18人とボランティア8人が参加。同協議会職員と手分けをして、計124世帯へおせち料理を届けました。

17年前から三沢市に移り住んだ重永均さん・節子さん夫妻は、地域の人々と触れ合う機会を求め、平成11年から毎年、この宅配サービスにボランティアとして参加。ときには小さな獅子舞人形を持って訪問し、高齢者を楽しませてきました。高齢者宅へ週1回、安否確認の電話をかける福祉安心電話のボランティアにも参加している節子さんですが、高齢者と顔を合わせるこの活動を楽しみにしているとのこと。おいしいおせち料理と共に優しく温かい笑顔も届けていました。