北部の自然を生かし、昔ながらの遊びと楽しさを子どもたちへ

 

1月24日、北三沢地区活性化協議会が道の駅みさわ斗南藩記念観光村で『昔遊び地域交流会』を開催しました。

『産直友の会』や『やるべ~会』、谷地頭町内会、北部地区町内会連絡協議会などがメンバーとなり、平成22年に結成した北三沢地区活性化協議会は、市北部地域の課題解決や活性化を目指して活動。その一つとして、過疎化が進み閉鎖的になりつつあるコミュニティーを活性化させようと、夏には盆踊りを、冬には雪の中で昔遊びの体験イベントを開催しています。また、広大な自然や人の温かさなど北部地域の魅力をより多くの人々に知ってもらおうと、毎回米軍三沢基地などから外国人を招待。地元の子どもから大人までが参加し、国際交流も兼ねながら世代間の交流を深めています。今回は諸事情により残念ながら外国人は招待できなかったものの、子ども25人を含む約40人が参加。昔ながらの凧揚げや羽根つき、うすときねを使った餅つきなどを体験しました。子どもたちは最初、凧揚げと羽根つきのコツが分からず大苦戦。それでも昔を思い出す大人たちに教わり、できるようになると、目を輝かせて雪の中を駆け回っていました。また、大人から子どもまで代わる代わる力を合わせてついた餅は、あんこときな粉、雑煮と一緒に参加者へ。大人たちが子どもの頃体験してきた貴重な文化と楽しさを、今の子どもたちへ、しっかりと伝えていました。