北国の魅力を満喫しながら育む、沖縄と三沢の友情

  

2月5日から9日にかけて、公益社団法人三沢青年会議所と一般社団法人沖縄青年会議所が共同で開催する『第19回三沢・沖縄児童交歓事業』が実施されました。

 

気候や歴史、生活環境が異なる地域の暮らしぶりを肌で感じることで社会的視野を広げるとともに、友情を育むことを目指すこの事業は今回で19回目。沖縄と三沢の小学生が1年おきに交互に訪問し、ホームステイやその土地ならではの体験を通して交流を深めます。昨年9月、三沢の児童9人が沖縄に派遣され南国の暮らしを体験。そのとき迎え入れた沖縄の児童のうち7人が今回、三沢を来訪しました。

 

2月5日、昨年沖縄を訪れた児童9人とその家族、三沢青年会議所のメンバーが三沢空港で沖縄からの児童らを歓迎。「ようこそ!北国三沢へ」と書かれた横断幕をもって迎え入れた三沢の子どもたちは、久々の再会を喜びながら、互いの近況やこれからの予定などを笑顔で話していました。その後、市役所で行われた歓迎式では、沖縄の子どもたちを代表して宜保 沙希南(ぎぼ さきな)さんが、「気候とか生活文化を体験を通して学びたい。スキー体験も楽しみです。」とあいさつ。三沢の団長を務める横田 萌来(よこた めい)さんは、「久しぶりに会えて嬉しい。ほっき貝など三沢の食べ物や三沢の良い所を教えたい。」と歓迎しました。米田副市長は「雪国ならではの体験などを存分に楽しんで下さい」と述べ、今回の体験が双方の子どもたちにとって実り多いものになることを期待していました。

 

4泊5日の期間中はホームステイ先の家族と過ごすほか、安比高原スキー場でのスキーや雪遊びなど北国ならではの体験も。遠くの友と一緒に過ごす特別な時間に、子どもたちは期待に胸を膨らませていました。