バレンタインにちなんだ個性豊かな作品づくりで、花卉装飾の楽しさを知る

 

2月7日、三沢市公園緑化公社の事務所で、フラワーアレンジメントの講習会が開催されました。

平成13年に設立した一般財団法人 三沢市公園緑化公社は、市内13カ所の公園施設や街路樹、緑道などの管理をするほか、中央公園まつりやきのこ植菌体験会などさまざまな緑化思想の普及啓発事業を実施。その一つとして、洋ランの手入れの仕方やバラの育て方などさまざまな題材で、毎年この講習会を開催し続けています。14回目となる今回は、過去3回実施し、最も好評だったフラワーアレンジメント。市内にある『花園館 』アメリカ村本店の店長、苫米地博氏が講師を務め、定員を超える23人が参加しました。

フラワー装飾技能士の資格を持ち、昨年の全日本花卉装飾技能選抜選手権で全国2位となる農林水産大臣賞を受賞した苫米地氏は、花卉装飾のスペシャリスト。あらかじめ準備したガーベラやバラ、カーネーション、チョコレートコスモスなど11種の花を解説し、間近に迫ったバレンタインデーにちなんだ「チョコと一緒に渡したい」フラワーアレンジメントの作り方を参加者に伝授しました。その後、好みで選んだ花を使い、13センチ四方のクラフトボックスの中に自分だけの世界を作っていく参加者たちは、あれこれ悩みながらも楽しそう。苫米地氏や隣の参加者に相談しながら、熱心に作業を進めていました。最後に数粒のチョコレートを載せ、ベアグラスでハートの形を作ったら今回のフラワーアレンジメントは完成。参加者は、用意された同じ花を使いながら、それぞれ異なる個性豊かな作品を互いに見せ合い、フラワーアレンジメントの楽しさを満喫していました。