多くの期待寄せられる屋内スポーツ施設の工事本格化に向けて安全祈願

 

2月12日、三沢市南山一丁目地内で、(仮称)三沢市国際交流スポーツセンター整備事業の安全祈願祭が開催されました。

 

市では、米軍三沢基地関係者とのスポーツを通じた国際交流推進とスポーツ振興、地域活性化を図るため、防衛省の補助を受けて(仮称)三沢市国際交流スポーツセンターの整備に着手。南山地区にある三沢アイスアリーナの北側を建設場所に、昨年12月19日、同施設の建設工事に着工しました。省エネルギーを考慮した鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)の地上2階建て、延床面積9,460.89平方メートルの建物内には2,080平方メートルのメインアリーナと745.76平方メートルのサブアリーナ、トレーニングルームや多目的運動室などが設けられ、公式試合も開催可能。また、同施設は災害時の避難場所として使用することも考えられており、敷地内には約2,000人が3日間生活するために必要な食料や毛布などを収める防災備蓄倉庫が建設される予定です。

この日、工事の本格化を前に建設予定地で安全祈願祭が行われ、施主である種市市長や設計・建設事業者、来賓など多数関係者が参列。工事の無事故・安全を願い、鍬入之儀や玉串奉奠など神事が執り行われました。神事後、種市市長は施設の概要を説明するとともに近隣住民への工事に対する理解を求め、安全施行を祈願。そして、これまでの関係者の理解・協力に感謝しました。また、最後に施工者を代表してあいさつした株式会社 小坂工務店の小坂仁志代表取締役は「安全祈願祭を終え、改めて身の引き締まる思いであり、安全に工事を進めていきたい」と話し、市内外から多くの期待が寄せられる施設の施工を請け負ったことに感謝。さらに「安全はもとより工期を守り立派な建物を施工したい」と決意を新たにしました。

 

(仮称)三沢市国際交流スポーツセンター整備事業の総事業費は約49億5千万円で、建築工事の請負業者は小坂・中屋敷・昭和・鈴木特定建設工事共同企業体。工期は平成29年3月10日までとなっており、同年10月の供用開始時にはオープニングセレモニーが開催される予定です。