体験を通して食べ物の本当の姿やおいしさ、大切さなどを学ぶ

 

2月13日、三沢市農業青年会議の小向誠広会長とメンバー2人が三沢愛子保育園(社会福祉法人 若竹会)を訪れ、園児と一緒に餅つきを行いました。

 

同会は、市内の青年農業者が集い、創意・実践による自らの地位と資質の向上、農業経営および農業の近代化、地域農業の発展などを目指して活動する団体。現在のメンバーは15人で、淋代ほ場でのごぼう・水稲の栽培やグリーン・ツーリズム(修学旅行生受け入れ)、各種研修・交流会の開催など事業を行っています。その一つ、食育活動の一環として昭和61年度から続けているのが、市内全域の保育所や幼稚園、児童館を対象に毎年2カ所ずつ訪れているこの餅つき。同会のほ場で収穫した三沢産もち米とうす・きねを持ち込み、餅つきを通して子どもたちに農業と食への理解を深めてもらおうと実施しています。そして今年度、同会が訪問したのは三沢愛子保育園と上久保児童センター。三沢愛子保育園では同会のメンバーが、0歳から5歳までの園児約60人と一緒に7キロ弱の餅つきに挑戦しました。

まず、ふかしたもち米をうすに入れ、きねで押しつぶしていく小向会長。そのまわりには、保育園の先生から「お米とお米がくっついていくんだよ」と聞きながら不思議そうに覗き込む園児たち。メンバーがきねを振り上げつき始めると「よいしょー」と威勢のよい声で同会メンバーを応援し、年中・年長の園児は一緒に餅つきを体験しました。また、つきあがった餅を伸ばす作業も間近で見た園児たちは、その柔らかさに感動。最後は、同会メンバーと一緒にお雑煮にしたお餅食べ、つきたてのおいしさを味わっていました。

同園ではこれまでうすときねを使った餅つきをしたことはなく、貴重な体験になったとのこと。小向会長は「まず、お餅が米からできていることを知ってほしい。また自分の手で作ったものは『おいしさも別格』だということを感じてほしい」と話し、餅つきを楽しむ園児たちをうれしそうに見詰めていました。