自主事業の入場者とグループからの寄付金を、地域福祉向上のために

2月20日、東北共立・寿商事グループが『愛の輪基金』へ寄付。同グループが指定管理する三沢市公会堂の中澤道男館長が三沢市社会福祉協議会の事務所を訪れ、黒田進二会長へ寄付金を手渡しました。

平成21年度に公会堂の指定管理者となった株式会社 東北共立は、市民に「優れた文化・芸術に触れる機会」「気軽に文化・芸術を観賞する機会」を提供したいと、自主事業を年間3~4回開催。入場者から理解・協力を得て集めた入場料の一部に同社からの寄付金を合わせ、平成22年度から毎年度、三沢市社会福祉協議会の『愛の輪基金』へ寄付しています。それは平成25年度、寿商事とグループで管理することになってからも継続。今年度は、7月に『歌譜喜コンサート』、10月に『早池峰神楽』、1月に『川村文雄ピアノコンサート』と3回のコンサートを開催し、43,500円を寄付しました。市社会福祉協議会では現在、『愛の輪基金』へ1年間に寄せられた寄付金のうち50万円を積み立て、残りは同協議会の基金運営委員会へ諮り使途を決定。今年度は市内6小中学校へ児童図書を寄贈しており、いずれも地域の福祉向上のために役立てられるとのことです。中澤館長は「たくさんの方が協力することが大事。一人でも多くの方に意識を持っていただくため、私どももできる限り頑張っていきたい」と話し、寄付継続への意欲を見せていました。