健康管理やテーブルマナーを学びながら、食事の楽しさを実感

 

3月20日、三沢市立第二中学校でバイキング給食が行われました。

通常の給食とは異なり、複数の献立から自分で種類と量を選び食べるバイキング形式の給食は、市内では学校給食センターによって昨年度から始められ、今年度は5回目。食事の楽しさを味わいながら、健康管理能力や料理を取り分ける際のマナー、相手への思いやりなどを身に付けてほしいと、市内小中学校の希望校で実施されています。今回、バイキング給食を体験したのは第二中学校の1学年生徒87人。学校給食センター職員から、主食と主菜、副菜の役割やバイキング給食のルールなど説明を受けた生徒たちは、テーブルいっぱいに並べられた料理の中からクラスごと順番に好みの献立を選択。友達と相談しながら、自分の食べられる量を考え食器へ取り分けていきました。学校給食センター職員によって今回準備された献立は、えびカツのりまきやホタテのバター焼き、カリカリごぼうのシーザーサラダなど約20種類。まっしぐら(米)や山崎ポークなど三沢産、県産の食材がふんだんに使われ、普段の給食では出ない料理がずらり。対象が中学生だったこともあって、量を多めに、ピリ辛の韓国風焼きそばなど大人の味も加えてみたとこのとです。席についた生徒たちは、思わず笑顔になってしまうほどおいしい給食を楽しみ、次々とおかわりしていました。また、生徒のサポートを終えた学校給食センター職員も席を並べ生徒たちと一緒に食事。学校給食の感想や普段の食生活の様子について、会話を弾ませながら交流を深めていました。