三沢駅駐輪場で自転車盗難防止を呼び掛け

 

 

4月22日、三沢市防犯協会古間木支部、三沢警察署古間木駐在所、三沢高校教諭、市が共同で『ツーロック指導』を行いました。
 

この運動は毎月22日を、2カ所の施錠で自転車盗難被害防止を行う『ツーロック』を呼び掛ける日、と定めて指導するもの。この日は午前7時から、青い森鉄道三沢駅の駐輪場で2つの鍵を持っていない生徒に対し、ワイヤーロックを配布するとともに、施錠の大切さを呼び掛けました。

指導員らが、自転車通学をしている生徒に「おはようございます。自転車に鍵は2つ付いていますか?」と声を掛けると、生徒は元気に返事を返し配布されたワイヤーロックで前輪を駐輪場の自転車スタンドに括り付けていました。平成26年に盗難の被害届があった件数は三沢駅東口駐輪場で4件。いずれも、ツーロックをしていなかったそうです。

自転車の盗難件数については大きく減少している状況で、三沢市防犯協会古間木支部長の小笠原力さんは、ツーロック運動の効果、駐輪場の整備、駐輪場管理者の努力が功を奏していると分析していました。参加した三沢警察署員からは、「急いでいる時に施錠を忘れて盗難に会っているケースが大半。自転車が盗難された際に、警察に被害届を出さない方もいる。自転車の特徴から探すことも可能なので、早期に相談してほしい。」と、盗難被害防止への意識の向上、盗難に遭った際の対応方法を伝えていました。

 

今後も毎月22日には、市内の各所で同様の活動を行う予定です。