地域が一致団結して健康づくりに取り組む宣言

 

 

5月25日、三沢市国際交流教育センターで『三沢市健康都市宣言』大会が行われました。

 

平均寿命が全国平均を下回る現状を改善するため、市は早世の減少と健康寿命の延伸を目指す『第2次健康みさわ21計画』を策定。地域が団結して計画の推進を図る『三沢市健康都市宣言』を発表しました。宣言では、減塩やバランスの良い食事、適度な運動、健康診査の受診など一人一人の意識向上と行動の推進を誓い、その要旨として「がん」「糖尿病」の予防や早期治療、「こころの健康」の維持に取り組むとしています。特にがん対策は、PET-CTスキャンなど高度な医療機器を備え、専門的ながん医療などを提供できる『地域がん診療連携拠点病院』の市立三沢病院と連携しながら、がん検診の受診率向上などを目指します。

宣言発表の場となった同大会には、三沢小学校6年生の児童76人を含む関係者ら300人以上が参加。三沢小学校6年生の安藤晃希くん、新堂あろはさん、三沢市食生活改善推進員会会長の髙橋イキ子さん、三沢市保健協力会会長の千葉和子さんが、来場者と共に宣言文を大きな声で読み上げました。 

三沢市健康都市宣言

 私たちの願いは、豊かな自然環境のもと、すべての市民が、共に支え合い、健康で助け合うまちの実現です。
この願いを実現するために、私たち一人ひとりが健康に関心を持ち、良い生活習慣をこころがけ、互いに支え合いながら、自らの健康づくりに積極的に取り組み、健康づくりの輪を広げます。


一、地元の食材を取り入れ、減塩とバランスの良い食事を心がけます。
一、生活のなかで意識して体を動かし、自分に合った運動をつづけます。
一、健康診査で健康チェックをし、自らの健康維持に努めます。
一、家族や地域の人々とふれあい、共に支え合い生き生きと暮らします。