市の教育振興に向け30年間の寄付活動

 

 

6月19日、日舞団体『秀梢会』主宰の花柳秀梢(しゅうしょう)さんと同会の佐藤妙子さんの2人が市長室を訪れ、種市市長に寄付金42万円を手渡しました。
 
市内で日本舞踊の指導を行う同会は、毎年2月に三沢市公会堂を会場に『踊り初め』を行い、その収益金を寄付しています。本年は花柳さんの傘寿を祝し、6月14日に『花柳秀梢八十才おさらい会』を開催。収益の一部を寄付しました。

約60人の会員が属する同会では、収益金を昭和61年から30年間市に寄付をし続けており、これまでに贈った寄付金の総額は、花柳秀梢さん個人の寄付を含めると483万円となりました。若い世代への日本舞踊の指導に力を注ぐ花柳氏の希望から、寄付金は市内小中学校の図書購入費と第五中学校が実施している台湾交流事業に充てられます。

種市市長は「子どもたちへの教育振興に活用したい」と述べるとともに、長年にわたる寄付活動に感謝していました。