昔懐かしい品物の数々に花咲く思い出話

 

 

 7月13日、堀口地区の寺子屋講座に参加している11人が、六川目地区にある古民家『おらどの家』を訪れ、昔の生活の様子などを見学しました。

 

介護予防活動の一環として市が主催する寺子屋講座は、家にこもりがちな高齢者が外に出て近所の人たちと交流する場。集会所などを利用し、月に1度、生け花や遠足などさまざまな活動を行っています。堀口1・2・3丁目地区の住民が参加する寺子屋講座では、六川目在住の一戸実さんが所有する古民家を改装し、全国各地から集めた昔の民具や衣装、芸能に関する品などを展示している『おらどの家』を訪問。昭和のスターが描かれた映画ポスターを懐かしんだり、つぎはぎされた子ども用の足袋を見ながら、物を大切に使っていた当時の暮らしを参加者同士で振り返っていました。昔の庶民の暮らしや、地元の人々が貧しくもたくましく暮らしていた様子を体感した参加者の一人は、「子どもの頃に使った物があり懐かしかった。昔のものが綺麗に保存されているので、後世の人にも伝えて欲しい。」と、感想を述べていました。