越境での立地・収益活動・中心市街地活性化で、自立した町内会運営を目指して

 

 

7月18日、清水町内会の集会所が新規開設されたのを祝い、町内会の親睦交流会が、同施設で開催されました。

本集会所が開設されたのは、中央町三丁目。字猫又などの地域住民で構成される清水町内会ですが、銀座連合町内会への"越境"での開設となりました。

運営では、収益活動を行う団体や個人に施設の貸し出しを行い、その収益を町内会の運営に充てる予定。自立した町内会運営を目指します。

集会所の立地場所は商店街が立地する中央町地区。施設の活用によって、中心市街地の活性化も視野に入れています。

 

平成7年に設立された清水町内会は、これまでの20年間、自らの集会施設は無く、集会施設の設置に向け、町内会費の積み立てを実施してきました。しかし、町内会に所属する人々が活躍し、将来に向けて自立可能な町内会運営を行うべく、この場所を借り上げ、運営を行うこととしたものです。

この日の司会を務めた古澤次寸会長代行からは「今後、町内会への助成が減ったとしても、自立できる町内会を目指しましょう」と会員に呼びかけが行われました。

また、挨拶に訪れた米田光一郎副市長からは「このような運営形態としている町内会は他に例がない。新たな町内会の運営手法として期待しています」と激励の言葉が掛けられました。

親睦会の開催に当たり、銀座連合町内会を代表して訪れた三上博利会長からは「新たな時代、お互いに協力し合って、活性化を図っていきたい」と抱負が述べられ、会員は今後の活動に向け懇親を図っていました。