『アロハ』(愛)の心を分かち合い深める友好

 

 

 7月17日、ソウル五輪柔道銀メダリストで現在は米国柔道連盟会長ケビン・アサノ氏が率いるハワイ州からの訪日団(学生15人、関係者13人)らが市役所を訪れ、米田光一郎副市長に面会しました。

 

柔道を通した国際交流による友好親善と東日本大震災復興支援のため、特定非営利活動法人柔道スポーツ育成会が企画した日米交流事業の一環としてケビン・アサノ氏らは来日。訪日団は7月9日から7月14日まで東京都講道館などで柔道合宿をしたのち、7月15日から7月19日のあいだ被災地を巡り、地元高校生との柔道交流や同氏による講演会などを行いました。

三沢市では、国際交流教育センターで文化交流と講演会を実施。それに先立ち訪れた市役所では、学生団員が一人一人日本語と英語を織り交ぜながら自己紹介。日本の印象は「食べ物がおいしい、親切な人が多い」などと述べていました。

代表のケビン・アサノ氏は「柔道は勝ち負けだけではなく、互いに助け合うことを学ぶもの。ハワイではアロハ(愛)という言葉があるが、その心を皆さんと分かち合い関係を深めていきたい。」とあいさつしました。米田副市長は、震災被災地の三沢を柔道を通じた国際交流で支援する取り組みに感謝していました。