その名も”太陽の祭り”!航空祭の前夜祭として新たなイベントが開催

 


 

9月12日、スカイプラザ前アメリカ広場で航空祭の前夜祭として初開催された『Festa del sole』が行われました。

航空祭は、市外からの来場者が多いイベント。前日から三沢を訪れる人も多く、市内及び近隣市町村の宿泊施設は、県内外から訪れる人々で予約が取れない状況になる程です。
このような状況にあり、航空祭の前日から三沢を楽しんでもらいたい、市外から来られる人々に三沢の良さを知ってもらいたいとの思いからアメリカ広場を会場に前夜祭として今年初めて開催されたのが『Festa del sol(フェスタ デル ソル)』(スペイン語で”太陽の祭り”)。
イベントでは、三沢市で盛んとされているBBQを『(自称)三沢バーベキュー協会』が地元食材を用いて提供。参加者は地元産の野菜や肉に舌鼓を打っていました。

また、中居酒店、Obara BARなど4店舗が出店し、テキーラをベースにしたカクテルが提供されました。三沢市は、米軍基地の所在もありテキーラを仕入れる量が他の地域よりも多いといわれています。このことから、この日はゲストに日本テキーラ協会会長の林生馬(はやし いくま)さんが講演しました。

講演では、メキシコ国内のハリスコ州のサンティアゴ・デ・テキーラという町で竜舌蘭(アガベ)を使った蒸留酒のみが、テキーラとして売り出される原産地呼称であること。テキーラには、アカベが100%用いられている"100%アカベテキーラ"、副原料を使用している"ミクストテキーラ"の2種類があり、成長に7~8年を要するアカベのみを用いる"100%アカベテキーラ"は高級で、日本国内では8%程しか流通していないこと。メキシコではショットグラスで一気に飲み干す風習があるものの、高級なテキーラは味わい深く、カクテルなどに最適なお酒であることなどが説明され、会場にいる方に高級テキーラが振る舞われました。
また、ステージには米空軍太平洋音楽隊パシフィックトレンズを皮切りに、様々なアーティストが登場。この日は午後8時まで迫力のステージが続きました。

市内外から多くの方々が集まったこの日。三沢の良さを体感してもらい、航空祭の前日を楽しんでもらうイベントとして、今後の展開が期待されます。