ボランティアのあるべき姿とは?

 

10月2日、三沢市公会堂において、弘前大学生涯学習教育研究センター准教授の藤田昇治氏を招き、『社会参加の意義について -ボランティア活動のすすめ-』と題して講演会が開催されました。

この講演会は、平成27年度市民公開講座『文化ボランティアの育成を目指して』の第1回目として、開催されたもので、10月中に第2回、第3回の講演が予定されています。

約30名の参加者が集まった講演会。藤田准教授は、「ボランティア活動など、社会的に有意義な活動に参加することで、自己の可能性や生きがいを広げられる。このため、社会・地域のための課題克服に挑戦し続ける積極的な姿勢が必要」と呼び掛けました。

また、他者との共同・協働・協同によって、生活課題、地域課題を克服できるとしたうえで、国内外の事例から、真のボランティアのあり方とはどうあるべきかなどについて説明がありました。

時代とともに、移り変わるボランティアの在り方。ボランティアなどの献身的な活動が、文化を醸成させるうえで欠かせないものと説明されると、参加者はその重要性に聴き入っていました。