自ら選び、楽しく食べるバイキング給食

10月19日、三沢市学校給食センターによるバイキング形式の給食が、三沢市立第二中学校で実施されました。

普段は、栄養バランスのとれたメニューが提供される学校給食。一方、主食・主菜・副菜・デザート・飲み物の選択数に制限があるものの、バイキング給食では、複数あるメニューから自分が好きなメニューを選択します。また、その分量も自らが食べられる分を選択。食事の楽しさ、自分の健康を守る能力、テーブルマナー、偏食の改善や地元食材への興味が実施の狙いで、市内では平成24年度から実施されており、今年度は今回を含め市内4校で実施されています。

この日は、3年生の生徒、担当教員をあわせた約80名が学校給食センターの栄養士から、栄養の役割や取り分け方の説明を受けた後、共に食事をとりました。

今回提供されたメニューは、合せて20種類。三沢産のお米、野菜を中心に、県内産の食材などが多く用いられました。また味付けは、青森県が「味感を育む「だし活」事業」として減塩の推進に取り組んでいることから、塩分が抑えられつつも、だしが効いた味付けがなされました。

用意されたメニューがずらりと並んだテーブルでどれを取ろうか悩む生徒たち。友だちと相談しながら料理を取り分け、いつもとは違う給食を笑みを見せながら、おいしそうに食べていました。