市の総合的な防災訓練 災害への備えを関係協力機関と共に

 

 

 10月17日㈯、国際交流教育センター、三沢小学校およびこの周辺を主会場に三沢市総合防災訓練が開催された。
 この日行われた訓練は、午前9時に青森県東方沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生。三沢市では、震度6強を観測。市内各地で建物が倒壊及び火災が発生し、電力・水道・通信などライフラインに甚大な被害が発生。また、太平洋沿岸に大津波警報が発表されたとの想定で実施されたもの。
 想定災害の発生後、即座に市に『災害対策本部』が設置され、航空自衛隊や三沢警察署、アマチュア無線クラブなどの関係機関の協力によって、市内の被害情報が集約された。
 また、市内の被害状況の把握には、航空自衛隊第3航空団の協力により、上空を航空機が旋回し、被害状況について、偵察が行われた。
 この後、被災者の救助をはじめ、火災への対応や被害に遭ったライフラインの応急復旧などの訓練が行われた。
 避難所の設置・運営訓練では、小さな子どもから、お年寄りまでが集まる避難所をいかに運営するかについて参加者が意見交換。参加者は行方不明者を把握するための名簿作成や、障がいや病気を患っている避難者を受け入れる避難所設営の難しさを語った。
 市内では、町内会や防災組織などのさまざまな団体も時を同じくして訓練を実施。多くの市民が防災意識を新たにしたに違いない。
 2人の尊い命が奪われた東日本大震災が発生してから4年半が過ぎた。当時の記憶を風化させることなく、市民一人一人が防災意識を持ち行動できる防災対策が必要となっている。