長年の功績が讃えられ県文化賞を受章

 

 

11月10日、青森県文化賞の表彰を受けた花柳秀梢さん(本名:柿本芙美江さん)が受賞報告に市長室を訪れました。

花柳さんは、昭和22年に花柳栄章師に入門。昭和34年に名取後、現在まで205回の公演を行っています。また、『三沢観光音頭』の振付や、公演の収益を三沢市に寄付するなど、その活動は多方面に及びます。そして長年にわたる功績が讃えられ、11月5日には、青森県庁で三村知事から表彰状を授与されました。

県庁で行われた授賞式の直前に怪我をしてしまった花柳さんは、車椅子で市長室を訪問。

文化賞については、日舞では5人目。三沢市からは昭和61年に写真部門で志津恒應氏が受賞して以来の受賞となります。種市市長は、三沢市から久々の受賞者となった花柳さんの偉業を讃え、お祝いの言葉を述べました。

これを受け、花柳さんも感謝の意を述べると共に、地域の文化発展のため、絵画などの展示スペースや若手育成の重要性について語りました。

また花柳さんに多くの教え子や後継者がいることに話題が及ぶと「人は字のとおり、支えられるもの。多くの人に支えられてここまで来られました」と笑顔で語りました。