みんなで考える住みやすい地域の姿

 

11月6日、市主催『市長と語ろう住民懇談会』が実施されました。

 

三沢市に住んで良かったと思える街にするため、住民と市長が地域の課題や将来像を直接語り合う場の『市長と語ろう住民懇談会』は年に複数回開催。「人口減少社会とこれからの三沢市」をテーマに開かれた今年1回目の懇談会には、三沢市外から移り住んでおおむね20年未満の市民9人が参加しました。冒頭、種市市長は「主役は市民の皆さん。皆さんにとって幸せな暮らしができるような街にしたいと思っています」とあいさつ。地域一丸となって人口減少などさまざまな地域課題の解決に向け情報を共有していこうと参加者に語りかけました。
 参加者は自己紹介とともに地域の課題解決のためのアイデアなどを提案。若者が安定して働き続けられる雇用の場を確保することの大切さを語る参加者などからは、地域の魅力を生かした観光産業の育成、女性が働きやすい環境の充実、子どもや学生に対するキャリア教育の促進などの提案がありました。また、子育てや健やかな生活を送ることに関心の高い参加者からは、自然に恵まれ食材豊富な三沢市の魅力を活かした食育や健康的な生活を送るため減塩など食生活改善に関する提案があったほか、定住促進のために三沢市の魅力をPRすることなどさまざまな意見が出されました。それらに市の現状や取り組みを紹介しながら応えた種市市長は、「いただいた貴重なご意見や提案を施策にいかしていきたい」と語っていました。