あなたに食べてほしかった

 2月22日、市内の飲食店で構成する青森県料理飲食業生活衛生同業組合三沢支部より老人ホームの高齢者へ「三沢ほっき丼」が無料で振る舞われました

 これは、同支部に所属する飲食店店主たちが「外に出られない人にも名物である三沢ほっき丼を味わってほしい」と考え、時間の合間を作りながら1カ所に集まって準備を進め、老人ホーム入居者122人に昼食として提供したものです。

 三沢ほっき丼といえば、各店で調理法や味が異なるのも特長ですが、この日のほっき丼は特別製!皆で考えたオリジナルです。同組合三沢支部長の近藤氏は「ほっきや野菜をできるだけ細かくして卵をからめ、味付けも薄くするなど食べやすく工夫しました。これを食べて明日からまた元気になってください」と話しました。

 ホーム内に「ほっき音頭」が流れ、ホッキーナとほきのすけも駆け付ける中、入居者のおじいちゃん、おばあちゃんは嬉しそうにほっき丼をほおばって「おいしい!」「また食べたい!」と笑顔を輝かせていました。