日々の研究と努力の積み重ねで獲得した1等賞

 

11月17日、おいらせ農協北澤邦彦営農部長、千葉準一氏ら3人が市長室を訪れ、10月23日から26日にかけて北海道で開催された『全日本ホルスタイン共進会』において、千葉氏が出品した2頭の牛が上位入賞したことを種市市長に報告しました。

 

昭和26年にはじまり、乳牛改良の成果を広く展示することで乳牛の資質向上をはじめ、全国の酪農家や酪農関係者の技術の研さんの場として5年ごとに開かれる『全日本ホルスタイン共進会』は今回で14回目。平成22年に予定されていた宮崎大会が口蹄疫の発生などの影響から中止されたことで、今年10年ぶりに開催されました。

全国から選りすぐりの乳牛374頭が会場に集結し、7万人を超える来場者が詰めかけた同大会。青森県からは千葉氏の2頭を含め7頭の乳牛が出品。4歳以上5歳未満の経産牛部門で千葉氏が出品した『グリーンハイツ マウイ ショコラ ET号』は、優等賞に次ぐ1等賞(4席)を受賞。もう1頭の『サウザンドリーフ ベイリッチ オンワード号』も、5歳以上6歳未満の経産牛部門で1等賞(5席)を受賞するとともに、同号は、大会後に行われた体型審査で得点が90点以上の牛に与えられる『エクセレント牛』の称号も獲得しました。

自身保有の牛で6頭目となる『エクセレント牛』の称号を獲得した千葉氏は、「『エクセレント牛』は酪農家の目標。経産牛部門で入賞できたことが大きい」と受賞の喜びを報告。種市市長は、「全国に千葉あり、と広まったことでしょう。偉業ですね」と入賞を称えました。