津軽紫音君の『共に生きる』が県大会で最優秀賞を受賞

 

 

12月9日、全国中学生人権作文コンテスト青森県大会最優秀賞を受賞した第五中学校3年の津軽紫音(つがるしおん)君、佐々木勇一第五中学校校長、人権擁護委員を務める石原政人氏、山本悦子氏らが市長室を訪れ、種市市長に受賞を報告しました。

本コンテストは、日常の家庭生活や学校生活等の中で得た体験に基づく作文を書くことをとおして、人権尊重の大切さなどに理解を深め、豊かな感覚を身に付けることを目的に、昭和56年から行われているもので、今年は県内の123校、7,883名が応募。このうち、津軽君の『共に生きる』が最優秀賞を受賞しました。

種市市長は今回の受賞について「多くの人が応募した中での受賞、三沢から受賞者が出たことは大変素晴らしい。おめでとうございます。今後の人生の糧になるものだと思います」と津軽君を祝福しました。

津軽君は、今回の受賞について「選ばれると思わなかったので大変驚いている」と感想を語るとともに、本作品が障がいを持つ妹を持つ津軽君の実体験に基づくものであったことから、「受賞をとおし、同級生や友人からも障がいを持つ人との関わりについて理解をしてもらった」と反響があったことを語りました。

普段は作文を書くことは苦手な方という津軽君ですが、作品には家族を思う温かな気持ちが詰まっていました。