凧作りで深める親子の絆 

 3月5日、墓地公園において、親子凧揚げ会が開かれました。

一緒に凧作りや凧揚げを行うことで親子の絆を深めてほしいと、緑化公社によって初めて開催されたこの会には、講師に弘前市在住の津軽凧絵師・櫻庭義造氏を招き、14組28名の親子が参加しました。

 今回は1回目ということもあって、既にある程度作られた凧に絵付けをするところから開始。子どもたちは凧が空に浮かぶ姿を想像しながら、思い思いのキャラクターや動物、名前などを凧に描き、その後は、凧を飛ばすために必要な糸やバランスを取るための「尾」を、講師に教わりながら親子で一緒に作業を行いました。

 講師の櫻庭氏は、「凧の糸の結び方は、強固でありながらほどきやすく、マジックのようだといわれるほど。でもコツを掴めば簡単で、今回は特に糸の結び方を教えたい」と話し、一人ひとり丁寧に教えていました。

 この日は、あいにくの強風で、残念ながら数人を除いて自分の凧を揚げることはできませんでしたが、まだまだ澄んだ冬の空、お父さん、お母さんと一緒に凧揚げで絆を深めてみてはいかがですか?