共助の精神でお互いの命も守ろう

 4月17日、ミス・ビードルドームにおいて、栄町町内会による防災教室が開かれました。

 講師を務める中央分署の消防士によるレクチャーを受けながら、水消火器を使った初期消火訓練、119番通報訓練、身の回りの物を使った止血と骨折の固定方法、動けない被災者の運び方と簡易担架の作り方について訓練や講習が行われました。

 先日の東北地方太平洋沖地震とそれによって引き起こされた津波による被害の様子や避難体験は、参加者に今も大きな影響を与えているようで、最後の工藤分署長による講話後にも、災害対応への質問がいくつも挙げられていました。

 阪神・淡路大震災では生き埋めになった約15万人の自力脱出困難者のうち約77%を近隣住民でが救助したとのことで、今回の災害でも地域住民による自主防災組織が活躍しているとのことです。

 みなさんも、ぜひ今一度、防災について考え直してみてください。