朝焼けに集う歴戦の勇者たち

 5月8日の午前6時、清々しい朝焼けの中、市民の森野球場において、平成23年度の朝野球大会開会式が行われました。

 選手入場の後、前年度優勝の『三沢市役所』チームが優勝旗を返還し、ノーバットマーク30年間を達成した『花園スワローズ』と20年間を達成した『亜羅無紗』の両チームが表彰を受けました。

 全選手を代表して『ステディ』長野選手が堂々と選手宣誓を行うと、『三沢五十雀クラブ』久保選手は、佐々木警察署長の前で「私たちが起こしてはいけない人災は交通事故。野球のルールに則り試合をするように、社会のルール、交通ルールに従って安全運転することを誓います!」と積極的な交通安全宣言を行いました。

  今年度の参加チームは、Aブロック10チーム、Bブロック12チームの計22チーム。合計111試合でそれぞれのブロックの勝者を決する予定です。

 これから約3カ月に渡り、早朝5時30分から第一中学校と第二中学校のグラウンドを舞台に激戦を繰り広げる選手たちは、待ち望んだシーズンの到来に待ちきれないといった様子で闘志をみなぎらせていました。

 また、今回は東日本大震災で大きな被害を受けた東松島へ、軟式球や励ましの言葉が詰まった寄せ書きなどが送られるとのことです。

野球を通じて結ばれた絆は強く、その想いはきっと伝わることでしょう!