痛みを分かち合い、復興のために

 5月11日、南山町内会の尾崎三二会長が市長室を訪れ、東日本大震災による三沢市の被害に対する義援金として8万円を種市市長に手渡しました。

 市内の町内会からは連合町内会主導によって日本赤十字社に義援金を送るとのことですが、南山町内会ではさらに独自に三沢市に義援金を贈呈したものです。

 尾崎会長は、会員の声から南山町内会の町内事業である花見会を中止にして、その予算を義援金としたとのことで「漁は漁業者にとって生活の源。ぜひ復興のために使ってほしい」と話し、種市市長に手渡しました。

 種市市長は、感謝と共に「三沢漁港では漁が再開されたが、船や漁具に受けた被害は大きい。しかし、新鮮な魚介類をまた市民の元に届けることができるよう、全力で努めたい」と力強く応えていました