想いを音にのせて

演奏を行う北部航空音楽隊の皆さん 6月2日、市民の森温泉老人福祉センター大広間において、財団法人三沢市自治公社が主催する、森の中のさわやかコンサートが開催されました。

 この日、演奏してくれたのは、北部航空音楽隊(航空自衛隊三沢基地所在)の7名の皆さん。音楽隊は地震の後、岩手県の山田町などで慰問演奏を行っていたそうで、慰問先では演奏を聴いて涙を流す方がいたり、楽器を流されてしまったという話を聞いたりしたことで「より音楽に情熱を傾け、暖かい演奏を届けたい」と思ったそうです。 

 このコンサートは今年で二回目。前回は演奏後に「次回このコンサートを行うときはぜひ知らせてほしい」という方もいるほど好評だったとのことで、会場には、約120名もの市民の皆さんが集まりました。

 この日、演奏されたのは「見上げてごらん夜の星を」や「演歌メドレー」など 計7曲。観客の方々は皆さん熱心に聞き入り、中には曲に合わせて手をたたいている方もいて、北部航空音楽隊の方々の想いが届いていることが感じられました。

 主催の三沢市自治公社では来年以降も続けていきたいとのことでしたので、皆さんも彼らの想いのこもった演奏を聴きにいってみてははいかがでしょうか。