ミス・ビードル号に想いを馳せて 

6月26日、市立三沢病院1階ロビーにおいて、第2回ハートフルコンサートが開かれました。

今回の出演は「セフィロ/そよ風」。音楽の力を借りて、丹田を意識した腹式呼吸法と発声法を学び、美しく歌をうたうことによる健康な心身作りを目指して 活動する音楽団体です。

この日のプログラムは、メンバーによる合唱に始まり、濤岡敬三さんによるフルート演奏、山下香織さんによるピアノソロ、畑井繁子さんによるソプラノソロの美しい曲目が続き、入院患者やその家族と一緒に「手のひらを太陽に」を歌うなど、観客と一緒に元気を出していこうという心温まるコンサートでした。

中でも、このコンサートで初めて歌われた「ミス・ビードル号 翔び上がれ」という歌は、今年の太平洋無着陸横断飛行80周年を記念して成田睦憲さん(作詞)と大久保邦彦さん(作曲)によって作られたメモリアルソング。

4番まである歌詞の中には、三沢に住む人々と世界初の偉業との関わりや心情が細かに描かれており、この日セフィロメンバーによって初めて歌いあげられました。

コンサート後、代表者の大桃さんは、発表の機会に感謝すると共に「しっかり養生なさって1日も早くよくなるようお祈りしています」と集まった入院患者やその家族をに優しく声をかけていました。