プロの技で恩返し 

せん定作業を行う組合員 7月6日、総合社会福祉センターで県南地区造園組合によるせん定ボランティア活動が行われました。

 この活動は今年で8年目、地元に何か恩返しをしたいとの想いから市民が多く出入りするセンター周辺の植栽の整備をかってでたものです。この日参加したのは、組合の7社から約20名ほど、センター周辺のツツジや松の木のせん定、敷地内の芝刈りなどを行いました。作業が始まると流れるような手さばきで次々とせん定を進め、植栽を見る目は真剣そのもの。何度も出来を確認しながら細部までこだわっている様子はまさにプロと感じさせるものでした。

 浪岡岩男会長は「皆さんが気持ちよく施設を利用するために少しでも貢献できればと思ってやっている。できれば今後もずっと続けていきたい」と話していました。

 組合では他にも三沢市内の公園などをまわり、植栽の状態を確認するパトロールを定期的に行っているとのことです。

 作業後、見事に整備されたセンター周辺の植栽。立ち止って目をとめれば、彼らのプロの技と共に地域への想いも感じとれることでしょう。