幻想的な光に生命と環境の大切さを学ぶ 

7月23日、三沢公園において、ホタル観賞会が催されました。

主催した(財)三沢市公園緑化公社では、平成13年度から三沢公園の小川を整備し、平成18年度からは毎年30匹の飼育したヘイケボタルの幼虫とエサを放流してきました。長年の努力のかいあって少しずつながら数が増えてきたことから、三沢公園のきれいな水と豊かな自然の中で生きるホタルをとおして水や自然・生命の大切さを伝え、環境を守る意識を持ってもらうため、今回初めて観賞会を開催したものです。

午後7時30分。天気はあいにくの小雨でしたが、会場の三沢公園には50人を超える親子連れが集まり、公社職員からホタルの生態や観賞にあたっての注意点などの説明を受けた後、暗闇の中で幻想的な光を点滅させながら飛び交うホタルを観賞しました。

初めてホタルを見る子どもたちは小さいながらも命が発する力強い光に感動の声をあげ、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんは子どもたちにホタルを教えながら自然の美しさを懐かしそうに楽しんでいました。

天候や気温によって左右されますが、期間は7月中旬から下旬頃。午後7時30分頃から10頃までの間によく観察できるとのことです。

 

 

あなたもホタルの幻想的な光で懐かしいひと時を過ごしてみませんか?

 

 

 

 

 

 

ホタルを見るときのお約束
  1. ホタルを見に行くときは大人と一緒に行きましょう
    夜は暗くて危ないので、必ず大人の人と一緒に行きましょう
  2. ホタルは観察するだけにしましょう
    ホタルをつかまえたり持ち帰ったりすると、ホタルが減ってしまい、翌年からホタルを見られなくなることがあるので、ホタルをつかまえるのはやめましょう
  3. ごみは持ち帰りましょう
    ホタルはきれいな水があるところでしか生きられません。食べ物やジュースの容器、空き缶などのごみは必ず持ち帰りましょう
  4. 観察するときは、懐中電灯や携帯電話の明かりを消そう
    ホタルは明るい場所が苦手です。観察する場所に着いたら、明かりは必ず消しましょう

詳しいお問い合わせは、(財)三沢市公園緑化公社(電話0176-51-2820)へ