ごはんを炊いてサバイバル体験 

7月30日、青森県立三沢航空科学館と大空ひろばで実験イベント「サバメシつくろうぜ!」が開催されました。

「サバメシ」とは「サバイバル飯」の略で、身近にある空き缶や牛乳パックでご飯を炊こうという実験。東北地方大震災による長時間の停電で電気炊飯器や電気コンロが使えない状態になったことから、家庭での「防災」を考えるきっかけになればと科学館実験工房インストラクターが、「サバメシ国際研究所」の実験例をもとに企画したもの。作業の前には、3択クイズで防災に関わる知識を深めました。

身近な素材でご飯を炊くためには道具作りから。空き缶に慣れないカッターで穴をあけて「釜」を作る子どもたちは悪戦苦闘!

保護者の手を借りながら、やっとの思いで作った「釜」を持って大空ひろばに集まった子どもたち。今度は燃料となる牛乳パックの切れ端を25分間「釜」にくべ続けました。

火が消えたり牛乳パックがうまく「釜」に入らなかったりとまたまた四苦八苦。

約1時間半の苦労が実り、できたご飯はさぞおいしかったことでしょう。

災害の怖さ、電気の便利さ、お母さんの偉大さに気付いた・・・かな?