三沢の夏を彩る最大の祭り 

8月18日の前夜祭と19日から21日まで、4日間にわたって三沢の夏最大の祭りが開催されました。

 

ミスビードルドームに設けられた特設ステージを15台の山車が華麗な姿で取り囲んだ前夜祭。

この日の為に夏休み中ずっと厳しい練習を積んできたはやし方たちは、仲間の想いを胸に祭礼の誇りをかけて祭りばやし競演会に挑みました。

力を出し切り爽やかな笑顔を見せる者、無念の涙を流す者、勝利の喜びに浸る者。

それぞれの結果を受け止め、次の日から共に祭りを盛り上げるために好敵手から戦友となって互いをたたえるはやし方たち。

また、全祭礼が山車の自主製作を始めて9年目となる今年も、その出来ばえを競う山車審査が行われ、入賞者が表彰されました。

祭りばやし競演会、山車審査ともに、全ての祭礼の全力を尽くしたその姿に多くの観客が惜しみない拍手を送りました。

 

祭りばやし競演会

1位 幸町一丁目祭礼委員会
2位 岡三沢祭礼委員会
3位 桜町二丁目町内会祭礼
4位 三沢市職員互助会
5位 平畑祭礼委員会
特別賞 本町四丁目祭礼

 

山車審査

最優秀賞 中央町二丁目祭礼委員会
優秀賞 中央町一丁目祭礼
優秀賞 薬師神社祭礼委員会
優秀賞 平畑祭礼委員会
特別賞 大通り祭礼委員会
特別賞 本町四丁目祭礼
特別賞 大町連合町内会祭礼

 

初日のお通りは、夜間になってから3年目となる合同運行。

日本史や中国史、童話などを題材に作り上げられた豪華絢爛な山車が色鮮やかな光を放ち、沿道を埋める観客を虜にしました。

 

中日は大仮装行列、流し踊り、国際サマーフェスティバルと「三沢らしい」催しが続き、練りに練られたパフォーマンスを期待する観客を楽しませました。

 

祭りの最終日は、合同運行の最後を飾る30ロードでの十五山車別れ。すべての山車がすれ違いざまに喧嘩太鼓を打ち鳴らします。それに合わせて各祭礼の若者たちは声を張り上げ、踊り、祭りの醍醐味に酔いしれました。その姿は見るものに力を与え、短くも暑い夏を締めくくるのにふさわしい迫力と盛り上がりを見せました。

 

 

中央町二丁目