人力作業で大量の流木らを撤去

 

9月5日、航空自衛隊三沢基地の准曹会、三浦潤二空曹長らが淋代の「くらしを守る森公園」周辺の流木や岩石など撤去したことを三沢市都市整備課に報告しました。

 

これは、航空自衛隊の一曹、曹長、准尉ら隊員で構成された「准曹会」が東日本大震災の被害に何かできることはないかと考え、三沢市都市整備課に申し出て、7月16日からこれまでの休日である土曜日に約20人のボランティアで、同公園周辺に散乱する大量の流木や岩石などを拾い集めたものです。公園はその名の通り防風林に隣接しており、地形を変えるほどの津波によってミス・ビードル号の模型は破壊され、押し寄せた流木は林の中にまで及んでいました。そこで重機などは使えず全て人力で作業が行われたとのことですが、真夏の暑い時期に砂浜の上での作業ということもあって、非常に困難な作業だったとのことです。

 

この日、三沢市で発注する同公園の復旧工事の現場説明会が行われたところですが、復旧作業の妨げになる流木らがほとんど取り除かれたことに三沢市都市整備課の中村参事は「大変なご苦労だったことでしょう。ご協力、本当にありがとうございます」と厳しかった作業を労い、厚く感謝しました。