心を伝える 

9月19日、公会堂大ホールで第33回三沢ユニークバレエ創作発表会が開催されました。

ユニークバレエとはクラシックバレエを基本として、自分の心や気持ちをよりはっきりと観客に伝えられるように独自の動きを加えたもので、久保照子さんが主宰しているこの教室では1年間の練習の成果を見てもらおうと毎年発表会を行っています。この日参加したのは約60名。八戸のスタジオからも30名以上が参加し、3歳から18歳までの研修生が入れ替わり立ち代わり2部構成の約30演目を披露しました。

出演者はタンゴやよさこいのほか、動物の動きを取り入れたもの、起承転結のある劇のようなものなどさまざまな種類のダンスを演じました。この日集まった多くの観客はカラフルな衣装に身を包んだ幼児たちのかわいらしい演技には温かい拍手を送り、この公演を最後に教室を卒業するという高校生たちの息遣いの伝わるような真剣な演技は食い入るように見つめていました。

様々な動きを取り入れた親しみやすい彼女たちの演技。ぜひ公演に足を運んで彼女たちの心を感じてみてください。