大空に向けて「飛んでけー!」

10月2日、湖の見える草原で第2回となる「スカイフェスタ」が開催されました。

これは「第41回世界発太平洋無着陸横断飛行記念模型飛行機大会・東奥模型飛行機大会」と「第16回ミス・ビードルカップとべとべコンテスト」を併催したもので「スカイフェスタ」として開催されるのは2回目。ゴム動力による「ライトプレーン」競技とバルサ・紙素材の「ミス・ビードルⅢ」「スカイカブⅣ」競技に分かれ、2回または5回飛ばした滞空時間の合計で順位を競いました。

今年はミス・ビードル号による世界初の太平洋無着陸横断飛行から80周年であり、先日の復元機によるメモリアルフライトが成功した記念すべき年であることから、プログラムが盛りだくさん。昨年、人を乗せゴム動力で飛行したプライマリーグライダーの「ハヤブサ」が展示され、操縦桿などを操作することによって機体のどの部分が動くかを体感できるシミュレータとして披露。その他にもラジコンヘリコプター体験やペットボトルロケット的当てなどで多くの親子が「大空」と触れ合いました。

この日の午前は風こそ強かったものの青空が広がるイベント日和。9時に集合した約100名の参加者は、自作の飛行機を手に広大な草原を走り回り、空高く飛ばした飛行機を追いかけました。バルサ・紙素材の飛行機は、ゴムを飛行機にかけて伸ばし戻る力で大空に飛ばすのですが、小さい子どもはなかなかうまく飛ばせず、また長い時間飛ばすためには翼の角度などの調整が必要とのこと。どうやったらうまく飛ばせることができるのか、お父さんお母さんも一緒になって試行錯誤を繰り返していました。

青空と草原の中、親子でいろんなことを語り合い、大空への夢を抱いた1日になったのではないでしょうか。