親子で初めての炭作り 

10月22日、市民の森で「炭焼き体験教室」が開かれました。

これは、主催者であるNPO法人マン・パワーが今年9月に旧アスレチック管理棟そばに完成させた炭焼き小屋を使い行ったもので、親子連れを中心とした28人の参加者が竹炭作りに挑戦しました。

 

炭にするための竹をほどよい大きさに切り空気が通るように穴をあけた参加者たちは、初めて見る炭焼き窯に興味津々。火が入れられ、煙が立ち上ると歓声をあげていました。この窯では700本ほどの竹が約24時間で炭になるそうです。

 

炭焼き小屋で炭作りが行われるのは今回で4回目。慣れた手つきで作業を進める同団体の八幡さんは「炭はさまざまな効能から注目されている素材。市内で指定管理している公共施設の枝木をせん定した際にでるサクラの枝や来年の七夕まつりの後の竹を使って、今後も定期的にこの体験教室を開催していきたい」と話し、市民農園等にも活用する予定とのことです。

 

作業が終わった参加者たちは、木炭や竹炭で焼いたパンを試食。

炭火からは遠赤外線がでることからおいしくなるとのことです。

1人1個のはずなのに子どもたちはついつい「もう1個!」と、好評のようでした。