心のこもった料理に会話も弾む 

10月21日、市民の森老人福祉センターで「一人暮らし高齢者会食会」が開かれました。

これは、三沢市赤十字奉仕団が市内で一人暮らしをしている65歳以上の高齢者を対象に春と秋の年2回実施している食事会です。

 

今回参加した29人の参加者を前に、同奉仕団の野々宮委員長は「質素で昔風なものを心を込めて作りました。食事の後にはアトラクション準備しており、皆さんに『にこっ』と笑ってもらえるような楽しい一日にしたい」とあいさつし、団員が前の日から準備した手作りの料理が運ばれました。料理を目にした参加者は顔をほころばせ、その美味しさに舌鼓を打っていました。

 

毎回、その時期の旬なものを取り入れ、工夫されている料理ですが、今回も大変手の込んだ美味しそうなものばかり。中でも、中身をくりぬいた器に入れた柿とゴマの和え物や、湯で卵に高野豆腐と豚肉を巻いてかんぴょうでとめたもの、ジャガイモのすいとん汁など心のこもった料理に参加者は大変喜んでいました。

 

また、食事やアトラクション以上に、参加者同士、参加者と赤十字奉仕団の懇談がこの会食会の醍醐味。

美味しい料理から会話も弾み、終始笑顔で交流の輪を広げていました。