たこを通じて交流

たこの絵柄を一緒に考える子どもたち10月22日、日米交流親子たこ揚げ会が墓地公園で開催されました。

これは、公園の利用促進を目的として三沢市緑化公社を開催したものです。これまでも何度かたこ揚げ会を行ってきましたが、三沢市の特色を活かし、日米の子どもたちが一緒にたこ揚げを行うのは今回が初めてとなります。

この日の講師は津軽凧の会会長の櫻庭義造氏。「子どももたこも、どちらも大好き」と話す櫻庭氏は日本各地でこのような普及活動を行っているとのことで、この日も子どもたちに優しく作業の指導を行っていました。

子どもたちは用意されたたこに絵を描き、操作するためのひもなどを取り付けてたこを揚げられる状態にするまでを作業しました。講師の櫻庭氏の説明を聞き、絵柄を描きつけているときには真剣な様子で作業に集中していましたが、絵を描き終えるころには大騒ぎ。近くの子どもとお互いの絵柄について話し合ったり一緒に作業をしたりとすぐに仲良くなった様子でした。

残念ながらこの日は雨。子どもたちは作ったたこを飛ばすことはできませんでしたが、デモンストレーションとして櫻庭氏がたこを揚げて見せると、子どもたちは高く上がったたこを見上げ、ひもでたこを操りながらとても興奮した様子でした。

作ったたこを大事そうに抱えて帰る子どもたち。飛ばすことはできませんでしたが、作業中の交流を通じて、たこ以外にも多くのものを持ち帰ることができたはずです。