幼虫の大きさに目が「まんまる」

11月20日、三沢市公園緑化公社の会議室で、カブトムシの幼虫の飼い方講座が開かれました。

同公社は市内60カ所以上の公園を管理するとともに自然保護や環境保全のためのさまざまな事業を実施しており、今回の講座も公園の落ち葉などから作った腐葉土と公社で育てたカブトムシの幼虫を通じて、自然に興味を持ち自然保護や環境保全を考えるきっかけになればと初めて開催されたもの。参加者にはカブトムシの幼虫2匹がプレゼントされるということもあってか、募集から数日で12組の定員が埋まってしまったとのことです。

この日は、公社職員が講師を務め、カブトムシの一生や研究してきた幼虫・成虫の育て方を参加者に説明。その後、30人の参加者は親子で協力しながら持ち寄ったペットボトルに腐葉土を敷き詰め、カブトムシの寝床の作成にとりかかりました。作った寝床に入れようと土の中からカブトムシの幼虫を探す子どもたちは、10センチ以上もある大きさに目を丸くしてびっくり!キッチンペーパーやテープでふたをした後も、ずっと見つめていました。

最後に講師が質問を受け付けると、次々と手が挙がり「この幼虫はオスですか?」「ありさんがカブトムシのエサを食べてしまわないようにするにはどうしたらいいの?」など可愛くも真剣に聞いていました。

この幼虫は、上手に育てれば夏には立派なカブトムシに成長するとのことです。カブトムシが自然に育つ環境を守るために、家族で話し合うきっかけになればいいですね。