学校と地域、連携して互いに活性化

12月1日、「古間木小学校父母と教師の会」が「優良PTA文部科学大臣賞」を受賞したことを報告するため、市連合PTAの相場会長、古間木小学校PTAの横手会長、、古間木小学校の金沢校長らが市役所を訪れました。

古間木小学校では古くから学校とPTA、地域が連携したボランティア活動の推進に努めており、平成21・22年度に「古間木小学校支援ボランティア」を結成。学校の要望に応じて校外学習の補助、手縫いやスケート教室のサポート、校地内の環境美化活動、図書室の整理や本の読み聞かせなど幅広く教育活動を補助する活動を行っています。

地域の人々と子どもたちがさまざまな学習・体験をとおして関わりを持つことで、子どもたちは地域で培われてきた知恵や経験を学び、地域の人々は子どもたちから元気をもらうというように双方が活性化してきたとのこと。地域に住む人の「子どもを育て守りたい」という強い気持ちが原動力となり、昨年は約600人が参加しました。子どもたちも地域の人と親睦を深め、勉強以上の効果が表れているこの取り組みが、文部科学省が推奨する地域支援事業として評価され、今回の表彰に至ったものです。

横手会長が学校と地域の連携の様子を伝えながら受賞の喜びを伝えると種市市長は「今は家庭教育が問われる時代。地域と学校が連携して子どもを育てることは非常に大事だと思います。ご苦労に感謝します。どうかこれからも続けていただきたい」と受賞を称えるとともに労いの言葉を送りました

平成23年度、古間木小学校父母の会と同様に受賞した団体は全国で135団体。青森県では同会を含め3団体でした。