「三沢=寺山修司」と思ってもらえるような活動を

12月4日、今年4月から寺山修司記念館を訪れた来館者数が1万人を突破しました。

この日の10時30分頃、記念すべき1万人目として館を訪れたのは八戸市在住の松浦奈々子さん(画像右)。2回目となる来館のきっかけは、一緒に訪れた娘の亜美さん(画像左)が寺山修司記念館のパンフレットを見て興味を持ったからとのこと。館スタッフから記念品の図録2冊とオリジナルTシャツを受け取った奈々子さんは「突然のことでびっくりしました」と驚きを隠せない様子で、娘の亜美さんは「(寺山修司の)独特の世界観が好きで、見てみたかった」と話しました。

寺山修司記念館は昨年度に引き続いての来館者1万人突破。一昨年までは年々来館者が減少していましたが、館スタッフをはじめとする関係者が協力して企画展やイベント、広報活動などに力を注ぎ、最近では小学生からも「知ってる」と声をかけられるほど市民の方からの反応も変わってきたとのことです。「市内外の方にもっと興味を持っていただき、みんなが驚くような活動や『三沢=寺山修司』と思ってもらえるような活動をしていきたいです」と話す館スタッフに、地域と「寺山修司」にかける情熱を感じました。

 

寺山修司記念館企画展 「寺山修司幻想写真館『犬神家の人々』」開催中

会期:2011年12月1日(木曜日)~2012年4月1日(日曜日)

詳しくはこちらへ → 三沢市寺山修司記念館ホームページ