「優しさ」届けたサンタクロース

12月21日、淋代地区コミュニティ集会施設にサンタクロースとトナカイが訪れ、淋代保育所の園児たちにプレゼントを贈りました。

 

このサンタクロースとトナカイに扮したのは、三沢市商工会青年部の鈴木さん、加澤さん、林さん、小比類巻さん。

毎年「善意の優しさ」として募った寄付によるプレゼントを市内の保育園や保育所の子どもたちに届け続け、今年で6年目。

今回は東日本大震災で受けた被害と心の傷を少しでも癒し励ますことができればと、子どもたちへのプレゼントとさらに義援金を携えて被災した淋代保育所に訪れました。

 

この日はちょうど、12月に誕生日を迎えた4人の園児のお祝い会。

驚かそうと内緒にしていた先生たちがサンタクロースたちを招き入れると、子どもたちは目を丸くしてびっくり!

大きなサンタさんとトナカイさんの登場にうれしくてたまらない子どもたちは、歌やハンドベルの演奏を贈り、一緒にダンスを踊って楽しみました。

最後は一人一人に長靴に入ったお菓子が手渡され、子どもたちは思わぬゲストからの贈り物に満面の笑みを浮かべていました。

 

事前にどんなことをしたら子どもたちが喜ぶのか、保育所の先生と打ち合わせ、踊りの練習までしてきた商工会青年部のメンバー。

サンタやトナカイの中でびっしりと汗をかきながら、寄付してくれた人たちの想いを子どもたちに届け楽しませたその「優しさ」は、何よりのプレゼントとして子どもたちに届いたことでしょう。