明日を担う新たな若者たちが喜びの成人式を迎える

1月8日、公会堂において成人式が開催されました。

今年、三沢市で新成人となったのは男性225人、女性195人の計420人。そのうち332人がこの日の式典に出席しました。

 

早い時間から公会堂前に集まった新成人は、色とりどりの華やかな着物姿や凛々しいスーツ姿を家族と記念撮影したり、数年ぶりに再会した友人たちと近況報告や思い出話に花を咲かせるなど喜びを分かち合っていました。

 

会場では式典に先駆けて、クレールウィンドオーケストラが美しい演奏で新成人の門出を祝福。

開式した後は全員で国歌を斉唱し、新成人代表の高村由貴さんが「市民のちかい」を朗読しました。

種市市長は式辞で新成人を祝福するとともに育てた家族や地域の人々、学校の先生を労い、さらに「昨年の東日本大震災からの復興を導くのは皆さんの若さあふれる力。日本人としての誇りを持ち、若い豊かな創造力とあふれる行動力で国の、三沢市の発展への大いなる活躍を期待します」と新成人へエール。来賓を代表の馬場市議会議長と小檜山青森県議会議員も、それぞれ新成人への祝辞を贈りました。

 

続いて、多くの祝福の言葉を受けた新成人を代表して杉山大樹さんと天間恵さんが登壇。新成人としての決意や感謝の気持ちを、見守る家族のいる会場全体に伝えました。さらに、成人の先輩として三沢青年会議所の山本理事長から力強い励ましの言葉を受けた新成人たちは、市内で活動するコーラスグループと共に市民の歌を歌い、一生に一度の成人式を終えました。

 

既に就職し社会人として生活を送っている者、夢に向かって勉学に励んでいるものと現状は人それぞれですが、皆、喜びに笑顔を輝かせ、成人になることへの不安と期待、社会への責任の重さ、家族ら育ててくれた人たちへの感謝を胸に式へと臨んでいるようでした。