氷上の国際交流

3月10日、国際子どもアイスフェスティバルが三沢アイスアリーナで開催されました。

これは同じ三沢に住んでいる日米の子どもたちが交流する機会をつくり、寒い冬を楽しく元気に乗り越えることを目的として開催されたもので、今年で13回目。日米の子どもたちとその保護者合わせて150人が参加し、8チームに分かれて優勝を争いました。

競技に先立ち主催した市教育委員会の吉田教育長が「言葉や生活習慣などの文化の違いを乗り越えお互いの良いところを知り、友達になって欲しい」と話すと、米軍第35任務支援群司令ジョン・グリフィン大佐も「三沢市は気軽に国際交流を楽しめる夢の場所、競技を通じて日米の友好を深めてほしい」と応えました。

フェスティバルで行われたのは氷上ボウリング、ドリブルシュートリレー、ゴムそりリレー、氷上綱引きの4つの競技。慣れない氷の上で参加者は皆さん悪戦苦闘していましたが、おそるおそる動く大人たちに比べて、全力で競技に取り組む子どもたちは転んでも笑顔!何度転んでも、遊び足りず、自分の出番がないときも氷の上ではしゃいでいました。

この日のチームは主催者が決めたもので、ほとんどの子どもはお互い知らない者同士。日米の子どもでは当然言葉も通じませんが、「笑顔」は万国共通。滑って、転んで、笑い合ってあっという間に仲良くなり、「国際交流」を楽しんでいました。