姉妹都市の友好を深めるため、中学生親善大使がウェナッチバレーへ

4月23日、5月に三沢市から米国ウェナッチバレーへと派遣される姉妹都市友好親善使節団の結団式が行われました。

 

1931年、三沢の淋代海岸から米国ワシントン州ウェナッチまでの世界初太平洋無着陸横断飛行に成功したミス・ビードル号。その快挙を縁として50年後の1981年に三沢市はウェナッチ市と、2001年には東ウェナッチ市と姉妹都市を締結し、さまざまな交流を続けています。中でも、1982年から始まった友好親善使節団は、相互の土地を訪問し合い、ホームステイしながら文化を体験することで姉妹都市の絆をさらに深めてきました。これまでに延べ605人が三沢からウェナッチバレーを訪問しており、今回は市内の中学校に通う11人の中学生大使を含む14人からなる親善使節団が5月3日から12日まで(うち6泊は現地ホームステイ)の日程で旅立ちます。

 

現地ではホームステイをしながらウェナッチバレー大学や小・中学校、博物館などを訪問し、アップルブラッサムフェスティバルに参加するほかカヌーやセスナ機に搭乗するなどして米国ウェナッチバレーの文化を体験。現地の人々と交流を深めてくる予定です。

 

 

初めての海外という親善使節団の1人、鈴木莉緒さん(第二中・2年)は「今まで以上にもっと英語を学んで(外国の)友だちを作りたいです。英語は苦手ではないけれど本場の英語に通用するか不安もあります。でも積極的に話しかけたいと思います」と目標と意気込みを話してくれました。