全国を魅了した演奏・演技を披露!

5月4日、三沢市公会堂大ホールにおいて、青森県立三沢商業高等学校吹奏楽部による第24回スプリングコンサートが開催されました。

 

三沢商業高校吹奏楽部は昨年度のマーチングバンド・バトントワーリング全国大会に東北地区代表として出場し、高校の部(中編成)で2年連続の銀賞に選ばれています。今年4月から同校OBである佐々木教諭が顧問として就任し、3年生が卒業したとはいえ、膨大な練習と努力によって積み重ねられたその確かな演奏力・演技力は健在。第1部の「ステージドリル」と呼ばれるマーチングでは迫力あるドラムライン(打楽器による演奏)とダイナミックなフォーメーションの演奏・演技を会場に集まった多くの観客に披露しました。

 

続く第2部では、今年度のコンクール課題曲となっている行進曲「希望の空」と綺想曲「じゅげむ」を披露。佐々木教諭による指揮のもと、一体となった部員が奏でるハーモニーが観客を魅了しました。

 

コンサートを締めくくる第3部は、部員がシナリオや演出などを考えた劇「激闘!七分咲き戦隊サクラレンジャー ~あなたのお花見、守ります~」!演技に合わせて会場を盛り上げる演奏と共に、ブラックローズクイーン率いる悪の組織から見事、人々が楽しみにするお花見の桜を守りきった春限定スーパー戦隊サクラレンジャー。演奏はもちろんですが、シナリオや構成、演出、衣装に至るまでこだわりと努力の成果が表れ、演技は吹奏楽部とは思えないほどの出来栄えで、観客を大いに楽しませました。

 

全てのプログラムを終え、最後まで聴いてくれた観客に深々と頭を下げる部員たち。幕が閉じるとすぐさま会場出口へ走り、満足した表情で会場を後にしようとする全ての観客一人ひとりに、感謝の言葉を伝えました。