八甲田山望む、いこいの場所に桜苗木を植樹

5月12日、 千代田町内でボランティアによる桜苗木の植樹が行われました。

 

これは、市内に店舗を構える飲食店・小笠原食堂の店主、小笠原留由さんが今年2月に「市内のにぎわい作りと普段利用してくれる皆さんへの感謝を込めて」と寄贈した桜(ソメイヨシノ)の苗木を植樹したものです。建設中の都市計画道路、中央町金矢線の千代田町側トンネルの真上にある植樹場所は、八甲田山系を望む見晴らしのよい高台。

 

この日は小雨模様でしたが、小笠原さんとその友人家族、苗木の購入先である株式会社KIシステムを通じて東北電力とそば打ちの会「二八の会」からもボランティアで有志が参加し、大塚副市長も含めて約40人が造園会社による指導の下で45本の桜を植樹しました。桜を寄贈した小笠原さんは生憎の天気にも「雨降って地固まる。この桜を見て東日本大震災を忘れないようにしてほしい。この場所は天気が良ければきれいに八甲田山が望める場所。花見ができる新たなスポットとして、みんなのいこいの場所になってほしい」と話しました。