弾む会話と弾ける笑顔は最高のトッピング

6月1日、三沢市民の森老人福祉センターにおいて、春季の一人暮らし高齢者会食会が開催されました。

 

この会食会は、市内に住む75歳以上の高齢者を対象に三沢市赤十字奉仕団が春と秋の年2回開催しているもので、この日も30人の高齢者が赤十字奉仕団員の手作り料理とアトラクションなどを楽しみました。

 

「昨年もお会いしたお顔が元気そうでほっとしました」と話す三沢市赤十字奉仕団の野々宮委員長は「用意した料理は赤十字奉仕団員が料理の先生に教わりながら手作りしたもので、一つ一つに団員の気持ちがこもっています。この楽しい時間をはずみにして、仲間を作り、またぜひ次回も来ていただきたい」と主催者を代表してあいさつ。

 

市や日本赤十字社青森県支部からの来賓祝辞の後で乾杯した参加者は、奉仕団員によそってもらったご飯や鯛のあら汁と一緒に、折詰された料理を楽しみました。毎回、赤十字奉仕団員によって前日から腕によりをかけて手作りされているこの料理は、旬の食材を使い、高齢者でも食べやすいように工夫され、さらに目でも楽しめるように彩りも鮮やか。今回も鮭のテリーヌやフキの煮しめ、シュウマイなど、どれから食べようか迷うほどおいしそうに並んだ料理に、参加者も思わず笑顔になり、参加者同士あるいは赤十字奉仕団員と会話を楽しみながら舌鼓を打っていました。

 

また、会食後はアトラクションとして全員で歌を歌った参加者たち。誰かと一緒に食べるときに生まれる会話や笑顔は、料理をさらに美味しくする最高のトッピングになったことでしょう。